コンビニ飯を1年食べ比べた結果、セブン・ファミマ・ローソンの真の実力

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コンビニ飯の評論家になった1年間

1年間、意識してセブン・ファミマ・ローソンを食べ比べ続けた。きっかけはしょうもない話で、職場の近くにコンビニが3つあって、「どこに行こうか」という毎日の選択がいつも適当すぎると気づいたからだ。

毎週2〜3回は何かしら買って、部門ごとに意識して3チェーンを比べた。お弁当、おにぎり、スイーツ、冷凍食品の4部門で、1年分の食べ比べの結論を正直に書く。

お弁当部門——セブンが安定、ファミマが価格優位

セブン-イレブン

チルド弁当の品質が安定している。特によく食べているのが「幕の内弁当」(税込620円前後)。弁当の構成バランスがよくて、味が全体的に均一に整っている。「まずくはないが感動もない」という位置づけだが、毎日食べても飽きない安定感がある。

セブンで一番気に入っているのは「鶏と根菜の炊き込みご飯弁当」系の和食弁当。炊き込みご飯の炊き加減が他チェーンより優れていると感じる。米の質と炊き方へのこだわりはセブンが群を抜いている。

ファミリーマート

価格帯が同じ内容なら少し安いものが多い印象。ファミチキとセットで食べることを前提にした弁当構成が多く、おかずが少なめなのかと思いきや、カロリー表示を見るとそこまで差がない。「ビビンバ丼」(税込598円)は個人的にコンビニ弁当の中でコスパ最強だと思っている。量・味・価格の三拍子が揃っている。

ローソン

ローソンセレクトの弁当は正直なところ他2社より少し劣ると感じる場面が多かった。ただし「からあげクン」定番の甘辛チキン丼系はローソンにしかない安定感がある。ローソンの弁当部門は他2社と戦うより、からあげクン・コロッケなどの揚げ物単品で勝負するスタイルに向いているような気がする。

弁当部門の結論:毎日食べるなら→セブン、コスパ優先なら→ファミマ、揚げ物が食べたい日は→ローソン

おにぎり部門——ここはセブンが圧倒的すぎる

この部門はほぼ結論が出ていて、セブンのおにぎりが3チェーンの中で最も完成度が高い。

セブンの「直巻シャケ」(税込135円)は、コンビニおにぎりのひとつの完成形だと思っている。海苔がパリパリで、シャケの量と塩加減と米の締まり加減がちょうどいい。このレベルのおにぎりを毎日食べられる環境は、冷静に考えると恵まれていると思う。

ファミマのおにぎりは最近「手巻きおにぎり」シリーズを充実させていて、具の量と種類が増えている。「明太子バター」などのフレーバー系はファミマが面白い試みをしている。ただし基本の米と海苔の質はセブンに届いていない。

ローソンは「おにぎり屋」シリーズが人気で、大きめのサイズと具材の豪華さを売りにしている。「牛すじ煮込み」など他チェーンにない変わり種が面白い。1個あたりの価格は高めだが、満腹感重視なら選択肢に入る。

おにぎり部門の結論:基本はセブン一択。変わり種を楽しむならローソンの「おにぎり屋」。

スイーツ部門——ここは三つ巴で一番楽しい

セブン

「金のシリーズ」のプリンやシュークリームは品質が安定して高い。「なめらかプリン」(税込220円)はコンビニスイーツの中でもトップクラスの完成度。ただし種類に保守的で、冒険的な商品が少ない印象。

ファミリーマート

スイーツ部門の充実度はファミマが一番だと思っている。「ファミマスイーツ」のチーズケーキ系、特に「大人のチーズケーキ」(税込298円)は濃厚さとコスパのバランスが優れている。季節限定商品が多く、毎月新しいものが試せる楽しさがある。

ファミマの「ふわっとろシュー」は皮のフワフワ感が他チェーンと明らかに違う。シュークリームを買うならファミマという判断が定着した。

ローソン

「Uchi Café」シリーズの完成度の高さはずっと安定している。「バスチー(バスクチーズケーキ)」の認知度を上げたのはローソンで、今でもこのカテゴリではローソンが強い。チョコレート系スイーツはローソンが一番こだわっている印象で、「ショコラバスチー」(税込328円)はかなり本格的なチョコレートの苦みと甘みを出している。

スイーツ部門の結論:チョコ・バスク系→ローソン、シュークリーム→ファミマ、プリン→セブン。全部通うのが正解。

冷凍食品部門——ここはニーズ次第で分かれる

セブン

冷凍食品の総合力はセブンが高い。「金の直火焼きハンバーグ」(税込298円)は冷凍とは思えない食感で、肉汁が残る焼き上がりになる。チルドと冷凍の境界線を感じさせないクオリティを追求していて、他チェーンより価格が少し高い分の納得感がある。

ファミリーマート

冷凍食品の種類の豊富さはファミマが一番。中華系冷凍食品の品揃えが充実していて「本格炒飯」(税込258円)は量と味のバランスがいい。弁当代わりに使える冷凍パスタ・冷凍ご飯系も充実している。

ローソン

冷凍食品部門はローソンが比較的弱い印象。ただし「ローソンファーム」系の自社ブランド冷凍野菜は品質がよく、料理の素材として使うなら評価できる。

冷凍食品部門の結論:品質重視→セブン、種類と価格→ファミマ。

価格と味のバランス——総合評価

部門 1位 2位 3位
お弁当 セブン(質)/ファミマ(コスパ) ローソン
おにぎり セブン ローソン(おにぎり屋) ファミマ
スイーツ ローソン(チョコ系) ファミマ(シュー) セブン(プリン)
冷凍食品 セブン ファミマ ローソン
価格帯 ファミマ(安い) ローソン(中間) セブン(高め)

1年食べ比べた結論

「どこに行けばいいか」という最初の問いへの答えはこうなった。

昼食のメイン弁当→セブン(米の質と安定感)、ちょっとした間食・スイーツ→ファミマかローソン(季節感と種類)、夜の一品が欲しいとき→セブンの冷凍かファミマの中華冷凍。

結局「目的別に使い分ける」が答えで、どれか1つが絶対的に最強というわけではない。ただしおにぎりだけは「セブン一択」を今後も変えるつもりはない。直巻シャケのパリパリ海苔は、あの価格では他で再現できていない。

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